就職・転職活動、日常の仕事などで実現した夢や目標はありませんか？成功に近づくためにメンタルトレーニングは不可欠です。
自己啓発や心理学の世界では、アファメーションという言葉がよく使われます。アファメーションとは、自分自身に向けて、積極的で肯定的な言葉を繰り返すメンタルスキルです。本記事では、アファメーションがどのようにして夢を実現させる助けとなり、その実践方法について説明します。
夢•目標の実現のためのアファメーションの効果
アファメーションのやり方と手順
はじめまして。キキです。
建築業界の働き手が幸せを実現するための「就職・転職」のノウハウと「働き方」を発信しています。
【経歴】
▶︎建築業界内で３回以上の転職を経験しました。
▶学生時代は上海の建築事務所やアトリエ系の建築事務所で働く。
▶地方大学院卒から関東の組織建築事務所
▶過労で入院。手術もすることになり、体調不良で半年間、療養しました。。。
▶地元建築事務所（中小企業）
▶地元県庁＿建築技術職
▶建築事務所に再リベンジ中！
【資格】
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士
私の経験が建築業界で生き方を模索している方の参考になればとブログを書いてます。
アファメーションとは？
人間の心は、言葉や想念によって形成され、方向づけられます。これは、常に私たちが自分自身についてどのように考え、何を信じるかが、行動や結果に直接的な影響を与えるからです。したがって、心が健康で前向きであれば、達成したい目標への道も明るく、可能性が広がります。
私たちは常に頭の中で考えたりいった内的な対話を持っており、この対話は無意識のうちに自己認識、自己評価、そして行動の方向性を決定します。否定的な対話は、自己疑念や不安、失敗へと導くことが多いです。しかし、この対話をアファメーションを使って前向きで肯定的なものに変えることで、自己信頼と自己効力感を向上させ、目標達成に必要な行動を促進することができます。
キキ簡単に言えば、前向きな言葉を使って、成功率を上げるメンタルテクニックです。
アファメーションの効果
以下にいくつかの研究結果を載せておきます。アファメーションが自己効力感の向上、ストレスの軽減、そしてモチベーションの向上に寄与することが分かります。
2012年の研究（”The role of the self in physical health: Testing the effect of a values-affirmation intervention on weight loss,” Psychology & Health）では、アファメーションが体重減少にどのように影響するかを調査しました。この研究の参加者は女性で、彼女たちは自己価値をアファメーションする実験群と対照群にランダムに分けられました。その結果、アファメーションを行った群の参加者は、アファメーションを行わなかった群に比べて、約12週間で平均で0.75キログラム（1.67ポンド）多くの体重を落としました。
また、アファメーションを行った参加者たちは、アファメーションを行わなかった参加者よりも、自己肯定感が高まったと報告しています。自己肯定感が高まると、自己の行動に対する信念や自己制御が増し、健康的な食生活や運動などの行動改善を引き起こす可能性があります。
この研究の結果からは、アファメーションが自己効力感を向上させ、行動改善につながる可能性を示しています。
参考文献：2012年の研究（”The role of the self in physical health: Testing the effect of a values-affirmation intervention on weight loss,” Psychology & Health）
2011年の研究（”Self-Affirmation and Social Psychological Intervention,” Science）では、アファメーションがテストパフォーマンスとストレスレベルにどのような影響を及ぼすかを調査しました。この研究では、テスト前にアファメーションを行う実験群とそうでない対照群の学生たちのテスト結果を比較しました。その結果、アファメーションを行った学生群は、アファメーションを行わなかった学生群に比べて、テストのスコアが平均で10％以上向上しました。これは、アファメーションがストレスを軽減し、パフォーマンスを向上させる可能性を示しています。
参考文献：2011年の研究（”Self-Affirmation and Social Psychological Intervention,” Science）
2016年の研究（”Using Self-Affirmation to Increase the Effects of Expository Text on Mathematics Performance: A Randomised Control Trial,” Contemporary Educational Psychology）では、アファメーションが数学のパフォーマンスに与える影響を調査しました。教材を読む前にアファメーションを行った学生群と、そうでない対照群のテスト結果を比較しました。その結果、アファメーションを行った学生群は、行わなかった群に比べて、数学のテストスコアが平均で約5%向上しました。これは、アファメーションが自己評価とモチベーションを高め、学習の成果を改善する可能性を示しています。
参考文献：2016年の研究（”Using Self-Affirmation to Increase the Effects of Expository Text on Mathematics Performance: A Randomised Control Trial,” Contemporary Educational Psychology）
キキ肯定的な言葉が私たちの行動・メンタルに与える影響は大きいです！
アファメーションのやり方・手順
次に具体的にアファメーションのやり方・手順を紹介します。
アファメーションを行う前に、何を達成したいのかを明確にする必要があります。具体的で達成可能な目標を設定することで、アファメーションもその目標に沿ったものになります。
例：「英語を流暢に話す」、「健康的な体を手に入れる」、「積極的な態度を持つ」などが目標になり得ます。
アファメーションは前向きで肯定的な言葉を使用します。否定的な言葉は心を混乱させ、目標達成を妨げる可能性があります。「私は失敗しない」よりも「私は成功する」の方が良いアファメーションです。
例えば、目標が「英語を流暢に話す」であれば、「私は英語が苦手だ」という否定的な思考を「私は日々英語を上達させている」という肯定的な言葉に変えます。
アファメーションは、すでに目標が達成されたかのように感じるため、現在形で書くことが推奨されます。「私は成功するだろう」よりも「私は成功している」の方がよりパワフルなアファメーションです。
例えば、「私は日々英語を上達させている」を「私は英語を流暢に話す」にすると、すでに英語が流暢に話せるという自信と感覚を醸し出します。
アファメーションは一度だけ言うのではなく、日々繰り返すことでその効果が増すとされています。これは、アファメーションが自己イメージを再プログラムするため、繰り返し行うことで新たな信念システムが形成されるからです。
毎日のルーティーンとして、朝起きたときや寝る前、または一日の中で自分がリラックスできる時間に、「私は英語を流暢に話す」と繰り返し言います。
アファメーションは言葉だけでなく、感情も重要な要素です。アファメーションを行うときは、その言葉が真実であると信じ、それに対する強い感情を感じることが大切です。夢や目標が実現したときの感情を想像してください。
海外の友人と流暢な英語で会話ができた時のイメージをしてください。夢や目標が実現した時は感動や喜びがあるはずです。成功したときの感情を想像することが大切です。
キキ私はプレッシャーに弱く、豆腐メンタルでした。そのため、試験などの本番では失敗することが多かったです。建築士試験は5回落ちました。。。
しかし、朝と夜に達成した夢・目標でアファメーションを行い、少しずつですが夢・目標に近づいてきています。
メンタルを強くするのはスキルです。普段の仕事にも、就職・転職の試験、資格試験にも様々な場面で活用できるスキルです。ぜひ活用してみてください！
まとめ
アファメーションは、繰り返し行うことで心の深層部に浸透し、自己イメージを改善し、行動を引き出し、結果的には夢を現実化する力を持っています。私たちの言葉と思考は私たちの人生を新しくし、アファメーションはその言葉と思考をコントロールし、目標に向けて進むための道具となるのです。
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