メンタルを強化する4つのテクニック!

メンタルの強さは、日常生活からプロフェッショナルな環境、そして、就職・転職活動などのさまざまな状況で必要とされる要素です。厳しい状況に直面したときや困難を乗り越える必要があるとき、メンタル力の強さが試されます。では、どのようにしてメンタルを強くするのでしょうか。以下に4つの具体的な方法を提供します。

この記事で分かること

睡眠がメンタルに影響する理由と睡眠の質を良くするための方法

運動がメンタルに影響する理由と運動のやり方

食事がメンタルに影響する理由と食事のとり方

マインドフルネスの効果と方法

この記事を書いた人【キキ】

はじめまして。キキです。
建築業界の働き手が幸せを実現するための「就職・転職」のノウハウと「働き方」を発信しています。

【経歴】
▶︎建築業界内で3回以上の転職を経験しました。

▶学生時代は上海の建築事務所やアトリエ系の建築事務所で働く。
▶地方大学院卒から関東の組織建築事務所
▶過労で入院。手術もすることになり、体調不良で半年間、療養しました。。。
▶地元建築事務所(中小企業)
▶地元県庁_建築技術職
▶建築事務所に再リベンジ中!

【資格】
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士

私の経験が建築業界で生き方を模索している方の参考になればとブログを書いてます。

目次

テクニック1:睡眠の時間と質を確保する。

適切な睡眠は、私たちの体調管理やストレス軽減、記憶力向上など、日常生活全般にわたって重要な役割を果たします。日々の業務で忙しく睡眠の時間が確保できない場合は質の向上を行いましょう。

睡眠がメンタルに影響する理由

睡眠がメンタルに影響する理由
ストレスホルモンの調節

睡眠不足は、ストレスホルモンであるコルチゾールの増加と関連しています。コルチゾールはストレス反応を引き起こし、不安やうつ症状を悪化させる可能性があります。

情緒の調整

睡眠は、情緒の調整にも重要な役割を果たします。睡眠不足は感情の制御を担当する脳の前頭前野の機能を低下させることが示されています。このため、睡眠不足の人々は感情の不安定さやイライラ感を経験しやすくなる傾向になるのです。

認知機能

十分な睡眠を得ることは、認知機能や集中力の向上にも関連しています。睡眠は脳の前頭前野と関連し、注意力や判断力、情報処理の速さに影響を与えることが示されています。睡眠不足が続くと、これらの認知機能が低下し、作業の効率やパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。

睡眠の質を確保するための方法

睡眠の質を確保するための方法
就寝・起床時間の固定

生体リズムを整えるためには、毎日同じ時間に就寝し、起床することが重要です。例えば、夜10時には就寝し、朝6時には起床するなど就寝と起床の時間を決めましょう。仕事をしていると就寝時間を決めるは難しいときは、起床時間のみ同じ時間にするとよいでしょう。これにより、体のリズムを整えることができます。

睡眠環境の整備

寝室は暗く、静かで、適切な温度が保たれていることが重要です。また、寝具は自分に合ったものを選ぶことが大切です。エアコン・加湿器などを活用して、適度な湿度と温度を保つようにするのもいいでしょう。

寝る前のリラクゼーション

寝る前にリラクゼーションの時間を作ることで、心と体をリラックスさせ、質の高い睡眠を得ることができます。寝る前に深呼吸をしたり、軽いストレッチなどを行うと良いでしょう。

スクリーンタイムの制限

スマートフォンやパソコンのブルーライトは睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を抑制します。そのため、寝る前の1時間はデジタルデバイスを使わないようにしましょう。

適度な運動

運動は睡眠の質を高める効果があります。しかし、運動しすぎると逆に覚醒状態を引き起こす可能性があるため、適度な運動が重要です。日中に適度な運動をすることで、夜はより深い睡眠を得ることができます。

以上が睡眠の質を高めるための習慣です。これらのポイントをご自身のライフスタイルに取り入れ、良質な睡眠を確保することをお勧めします。

テクニック2:適度な運動する。

適度な運動は、心身の健康維持にとって不可欠な要素です。身体的には心血管系の健康を保つだけでなく、骨密度を維持し、糖尿病や肥満を予防します。また、精神的にはストレスを軽減し、気分を良くし、自己評価を向上させる効果もあります。

運動がメンタルに良い理由

運動がメンタルに良いとされる化学的な根拠は実際に存在します。運動するとき、私たちの脳は多くの化学物質を放出します。これらは心の健康に対して重要な役割を果たし、以下のような影響を与えます。

運動がメンタルに良い理由
エンドルフィンの放出

運動すると、脳はエンドルフィンという化学物質を放出します。これは自然の鎮痛剤であり、気分を高める効果があります。エンドルフィンは「幸福ホルモン」または「自然の鎮痛剤」とも呼ばれ、運動後に感じる「ランナーズハイ」と呼ばれる感覚を引き起こします。

セロトニンとノルアドレナリンの増加

運動は脳内のセロトニンとノルアドレナリンのレベルを増加させます。これらの化学物質は心の安定に役立ち、うつ病や不安障害の治療に使用される多くの抗うつ薬でも取り入れられています。

ブレイン・デリブド・ニューロトロフィック・ファクター (BDNF) の増加

BDNFは、脳の新しい神経細胞の成長を助け、既存の神経細胞を保護するために重要なたんぱく質です。運動はBDNFを増加させ、これが記憶や学習能力の改善、うつ病の緩和に貢献します。

適度な運動方法

では、私たちはどの程度の運動をすればよいのでしょうか?以下に適度な運動について述べていきます。

適度な運動
運動の種類

適度な運動には、有酸素運動(ジョギング、サイクリング、水泳など)、筋力トレーニング(ウェイトリフティング、ボディウェイトエクササイズなど)、バランスや柔軟性を向上させるエクササイズ(ヨガ、ピラティスなど)が含まれます。これらはバランスよく組み合わせることで全体的な健康をサポートします。

運動の頻度と持続時間

一般的に、成人は週に少なくとも150分の中程度強度の有酸素運動、または75分の高強度の有酸素運動を目指すと良いとされています。また、筋力トレーニングは週に2~3回行うことが推奨されています。

運動の強度

運動の強度は、自分の身体能力と目標に応じて調整することが重要です。軽度から中程度の運動では、息をするのが少し難しくなる程度で、会話は可能な状態を維持します。高強度の運動では、短いフレーズを話すのが難しいほど息が荒くなります。

安全な運動の実践

運動を始める前にはウォーミングアップを行い、終わったらクールダウンすることで、怪我のリスクを減らすことができます。また、自分自身の身体の感じを尊重し、無理な運動は避けることが重要です。

適度な運動は生活の一部となるべきで、無理なく続けられるような運動プランを作ることが大切です。そして、運動を楽しむことが、継続的な活動と健康維持にとって最も重要な要素です。

キキ

皆さんは忙しい日々を過ごされてると思います。
最初は、平日に1回、週末に1回(合計2回/週)、30-60分程度の運動を取り入れるようにしましょう。
余裕が出てきたら、少しずつ運動の頻度・時間を増やすといいでしょう。

運動強度は自身の体にあったものにしましょう!軽いウォーキング、ジョギング程度でもいいと思います。

テクニック3:食事に気を配る。

健康的な食事は、心身の健康維持に不可欠な要素です。

食事がメンタルに影響する理由

食事がメンタルに影響する理由を述べていきます。

食事がメンタルに影響する理由
栄養素が脳機能に影響を与える

食事は脳にエネルギーを供給し、脳の機能をサポートする栄養素を提供します。特定の栄養素、例えばオメガ-3脂肪酸、ビタミンB群、鉄、亜鉛などは、脳の化学反応を調整し、脳の健康を維持します。これらの栄養素が不足すると、気分の変動、集中力の低下、記憶力の衰えなど、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります。

グット・ブレイン軸

「腸-脳軸」とは、腸内細菌群(マイクロバイオーム)と脳との間の相互作用を指す言葉です。最近の研究では、腸内細菌群が脳の機能や行動に影響を及ぼすことが示されています。食事は腸内細菌群の組成を大きく左右し、その結果、脳の機能や気分に影響を与える可能性があります。

食事が生活習慣と密接に関わっている

食事は単に栄養を摂取する行為だけでなく、生活習慣の一部でもあります。定期的な食事時間、バランスの良い食事、社会的な食事の状況などは、メンタル強化にとって有益です。

メンタルによい食事

では、私たちはどのような食事をとればよいのでしょうか?以下にメンタルによい食事について詳細に述べていきます。

メンタルによい食事法
バランスの取れた食事

健康的な食事とは、適切な栄養バランスを保つことです。一日の食事には、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれていることが理想的です。具体的には、魚、肉、豆などのタンパク質、全粒穀物などの炭水化物、オリーブオイルやアボカドなどの健康的な脂質を摂り、フレッシュな果物や野菜からビタミンとミネラルを摂るようにしましょう。

加工食品の制限

加工食品は高カロリーで栄養価が低いことが多いため、可能な限り摂取を制限することが重要です。なるべく、新鮮な食材から栄養をとるように心がけましょう。

水分摂取

適切な水分摂取も健康的な飲食の一部です。食事から摂取する水分を除いて、一日に約2リットルの水を摂取するようにしましょう。お茶、コーヒーなどの水分も除きます。純粋な水が良いです。

間食はナッツ類にする

間食は砂糖の多いスナックではなく、ナッツやフルーツを選ぶようにしましょう

これらを実践することで、心身の健康を維持し、メンタル力を強化することができます。これらのアドバイスを参考に、健康的な食事習慣を作ることをお勧めします。また、食事の回数・量に関して、はあなた自身の体調やライフスタイルに最も合った食事パターンを見つけることが重要です。

キキ

人によっては、朝食を抜くことで自分に合った健康的なライフスタイルを作り上げている場合もあります。例えば、インターミットファスティング(断食)を実践している人もそうです。

自分にあった食事の回数・量を見つけることが重要です!

テクニック4:マインドフルネスを実践する。

 マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を向け、判断や評価をせずに物事をそのまま受け入れる精神状態を指します。これを実践することで、ストレスの軽減、心の平穏、集中力の向上、人間関係の改善など、多くのメリットが報告されています。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスとは、自分の思考、感情、身体の感覚、周囲の環境に対する現在の状態を注意深く観察し、判断せずに受け入れることを学ぶ瞑想の一種です。この実践は、私たちの心と体にさまざまな利益をもたらすことが、科学的な研究によって示されています。

マインドフルネスの効果
ストレスの軽減

ストレスは健康に様々な負の影響を及ぼすことが知られています。マインドフルネスは、ストレス反応を抑えるための効果的な手段として認識されています。

うつ病の症状の緩和

マインドフルネスは、うつ病の症状を軽減するのに役立つという効果があります。また、マインドフルネスは再発予防の一部としても使用されることがあります。

集中力と記憶力の向上

マインドフルネスの実践者は、集中力や作業記憶(情報を一時的に保持し処理する能力)の向上を報告しています。これは、マインドフルネスが注意力を向上させる効果があるためです。

自己理解と自己受容の促進

マインドフルネスは、自己観察と自己受容のスキルを向上させ、自己理解を深めるのに役立ちます。これにより、自己評価の改善、自尊心の向上、生活の満足度の向上が期待できます。

マインドフルネスのやり方

以下に、マインドフルネスの実践方法を具体的にご紹介します。

マインドフルネスのやり方
マインドフルネス瞑想

まず最初に、静かな場所を見つけ、快適な姿勢をとります。次に、深呼吸を始め、各呼吸に意識を向けます。息を吸い込むとき、息を吐き出すとき、その間の一時的な停止を観察します。心が他の思考に向かっていったら、優しくそれを認識し、再び呼吸に意識を戻します。

ボディスキャン

横になり、全身を意識的に感じていきます。足の先から頭のてっぺんまで、一つ一つの部分に注意を向け、その部分が感じる感覚や緊張を観察します。この実践は、体の中に起こっていることへの意識を深めるのに役立ちます。

意識的な食事

食事をするときもマインドフルネスを実践することができます。食べ物の見た目、匂い、味、食感に注意を向け、それぞれの一口をゆっくりと噛むことで、食事を通じたマインドフルネスを実践します。

歩行瞑想

歩くときにもマインドフルネスを実践できます。足が地面に触れる感覚、足を前に進める動き、呼吸のリズムなど、歩行中の体験に意識を向けます。

日常生活の中のマインドフルネス

マインドフルネスは瞑想だけでなく、日常生活のさまざまな瞬間に実践することができます。例えば、シャワーを浴びるときや歯を磨くとき、車を運転するときなど、一つ一つの行動に対する意識を深めることで、日常生活の中でマインドフルネスを織り交ぜることができます。

これらの実践は、瞑想経験の有無に関わらず、誰でも始めることができます。初めは難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつ実践を続けることで、自然と今この瞬間に集中する能力が養われ、日々の生活の質が向上することでしょう。

キキ

まずは、毎日3分だけマインドフルネス瞑想を実践してみてください。
少しずつ時間を延ばすとよいでしょう。

私は起床後に3分、運動後に3分のマインドフルネス瞑想を実践しています。本当に気分が軽くなりますよ。

まとめ

睡眠・運動・食事などに気を配った日常生活を送ることで、あなたのメンタル力を強化することができます。そして、その結果、困難に立ち向かい、達成したい目標に向かって進む力を手に入れることができるでしょう。一歩一歩、自分自身を信じて、自己肯定感を高め、あなたのメンタル力を強化しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして。キキです。
建築業界の働き手が幸せを実現するための「就職・転職」のノウハウと「働き方」を発信しています。

【経歴】
▶︎建築業界内で3回以上の転職を経験しました。
▶学生時代は上海の建築事務所やアトリエ系の建築事務所で働く。
▶地方大学院卒から関東の組織建築事務所
▶過労で入院。手術もすることになり、体調不良で半年間、療養しました。。。
▶地元建築事務所(中小企業)
▶地元県庁_建築技術職
▶建築事務所にリベンジ中!

【資格】
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士

私の経験が建築業界で生き方を模索している方の参考になればとブログを書いてます。

コメント

コメントする

目次